仏法(ぶっぽう)を伝(つた)えるためには「正(ただ)しい言葉(ことば)使(づか)い」が欠(か)かせません。しかし、この言葉(ことば)というものは、時代(じだい)が変遷(へんせん)する中(なか)で本来(ほんらい)の意味(いみ)とは違(ちが)ったり、人(ひと)によっては受(うけ)け止(と)め方(かた)が異(こと)なったりします。
たとえば、以下(いか)の語句(ごく)には解釈(かいしゃく)の仕方(しかた)や使(つか)い方(かた)に誤(あやま)りが見(み)られます。日常(にちじょう)のコミュニケーションにおいては困(こま)らないかも知(し)れませんが、本当(ほんとう)の意味(いみ)が正(ただ)しく伝(つた)わらないと返(かえ)って悩(なや)むことになります。ここでは、仏教(ぶっきょう)用語(ようご)をことさら理解(りかい)したり、暗記(あんき)したりすることが目的(もくてき)ではありませんので、「正(ただ)しい言葉(ことば)使(づか)い」の必要性(ひつようせい)を認識(にんしき)してください。
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